SFミステリー・時間・不思議品質スコア 90/100
消えた午後三時
その町では、毎日午後三時が消える。
時計は2時59分から4時00分に飛ぶ。誰も気にしない。ずっとそうだったから。
ただ一人、図書館員のモモコだけが、ずっと気になっていた。
きっかけは些細なことだった。貸し出し記録に、午後3時台の返却記録が存在したのだ。
日付は17年前。貸し出した本は『消えた時間の目撃者たち』。返却者の名前は、ページが濡れていて読めない。
「午後三時が消えている町で、午後三時に本が返却された」
モモコはその記録を、誰にも言わずにいた。言ったら、気のせいだと思われるから。
でも彼女は毎日、2時50分になると図書館のカウンターに座る。何かを待つように。
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